墓終い2
こんにちは、遺品整理の藤羽サービスです。
今回は、前回に引き続き墓終いについての投稿です。
前回は、最近墓終いに至る背景や事情を紹介しました。
では、実際にそれを決断されたとき何をしなければならないか説明いたします。
1、各市町村に改葬許可の届け出 まず、埋葬されている墓地の管理者からの埋葬証明書を用意する。次に遺骨をどこに移すのか決めて、(永代供養墓納骨堂に移す、散骨、樹木葬、手元供養等)新たな受け入れ先の受入証明書の2枚用意しなければいけません。これらを用意して各市町村へ改葬許可申請書を提出し改葬許可証を交付されます。
2、お魂抜き、閉眼法要のお願い お客様がこれまでお世話になってこられた寺院様にお願いいただくか、必要ならば弊社でも寺院様にご依頼いたします。※宗教、宗派、地域の習わしによって様々ですが、法要を行うことで、墓石はただの石に戻るとされています。そのお礼として住職にお客様からお布施を支払ってください。
3、お墓の撤去 法要後、遺骨を取り出し竿石は無縁塚に奉安(名前の彫ってある上の石です)以外の石や、土台のコンクリートは解体廃棄処分し整地 ※墓地の周辺環境、立地条件、大きさにもよりますが、一般的なサイズで20~30万円程度(竿石の供養代や、納骨堂に入れる際は遺体ごとの費用、納骨供養含まれていません)
以上の流れになりますが、大前提として親族間で墓終いの話し合いをして、慎重に誠意をもって決めていただきますようお願いいたします。※お墓が寺院にある場合は檀家をやめる際の離檀料をお布施として支払ってください。